スタッフの、スタッフによる、スタッフのための「薪ストーブ勉強会」
「薪ストーブってこんなに面白いものだったのか!」
というのは、あさまストーブショールームに勤務する女子2人の素朴な感想です。
薪ストーブが好きが高じて薪ストーブ屋になったと思われるかもしれませんが、私たちは逆。
好き嫌いを決めるほどの興味もないところからのスタートでした。
御多分に漏れず、火から遠ざかった生活をしていた自分たち。
スイッチを押せば明かりがつき、お湯が出る。タバコを吸わないからライターもない。家のキッチンのガスレンジで辛うじて「火」を目にする機会があるくらい。
マッチを擦る練習から始め(本当)、手の中の小さな火を炉の中の着火剤に移し、大きく育てていく行為がとても新鮮でした。
しかも、そうして育てた火は、体を動かして血が巡った時のような独特の暖かさを得られるので、冷え性な私たちはどんどんはまっていきました。
暖かいものだから、薪ストーブのそばにいる時間が増え、料理をするようになり、工作するようになり、「薪ストーブ女子」のでき上がり。
こんなにも快適で、こんなにも面白い(しかも何かと美味しい)ものを知らずに来たなんて…
きちんと薪ストーブを扱えることも大事だけれど、身近な生活道具として体感できる「場」がないと、興味を持つきっかけが作れない。
そう考えた私たちは、一目散で計画を練り、全部署※からスタッフを呼びました。
※あさまストーブは「きたもっく」の一事業部で、他にキャンプ場や森のカフェ、薪の事業部があります。
ひとまず、参加するスタッフに薪ストーブを体感してもらうこと。
そしてそのスタッフが持ち場に戻って、薪ストーブを活用してくれることがねらい。
きたもっくの中でも選りすぐりの食いしん坊好奇心旺盛なスタッフたち。
講師には、FIRESIDEの社長であり、日本に薪ストーブクッキングを広めた立役者、ポール・キャスナーさんをお招きしまして、
無駄なく美しく焚く方法や、生活の中に取り込むストーブテクニックを教わりました。
焚付けは、HETA社製インスパイア40Hでお手本を見る。
ストーブトップも、炉内も灰受けも、ミトンラックもフル活用。
バーモントキャスティングス社のアンコールは、暖房器具としても調理器具としても使いやすい。
デザートのリンゴケーキを、きれいに型から外せた瞬間です。(お見事!)
この日作ったのは、
・そば粉のガレット
・わさびサーモン
・タンドリチキン
・りんごケーキ
・蒸かしイモ
(これ全て、薪ストーブで作りました!)
薪焚き人見習い Y
【あさまストーブショールーム&ショップ】
open 9:00-17:00
close sunday,hoilday
tel 0267.31.6613
軽井沢・六本辻から雲場池方面に歩いて70歩。赤いストーブが目印。