薪ストーブランチ【ドライフルーツ:オレンジピール】
とある行事のため、せっせとドライフルーツを作り溜めています。
昨日から作り出したのは、オレンジ。
オレンジといっても、今回の主役は「皮」。
オトナなスウィーツ、ホロ苦オレンジピールを作っています。
近所のスーパーで購入したオレンジ。
輸入品なので、塩で磨き、熱湯に浸けて、
デスクに置いてみると、甘やかな香りで癒される。(
洗ったオレンジを4つ割りにして皮をとります。
実も乾かしてみるべく、できるだけ薄皮をはぎました。
普段ならゴミでしかないのに、恭しく取置かれた皮。
その皮をさらに薄くします。
白いわたの部分は苦いので、果皮が透けるくらいまで剥ぎます。
ペティナイフのようなものがあると便利です。
このあたりで、肩が凝り始めますけど頑張って。
ペロンペロンになったものを水から煮ます。2度煮こぼしました。
調べてみると、煮こぼし回数はレシピによって変わります。
茹で上がった皮を適当な細さに切りました。
今回は、5mm幅くらいの細長い出来上がりを想像していたので、
(それがあだとなり、あとで後悔することに…)
皮とほぼ同量(もしくは、80%くらい)のグラニュー糖、
昼頃にかけて、NEWアンコールは300℃
焦げやすいので、煮汁が減ってきたら、
店内が、パリの街角の小さなお菓子屋さん(
味見したい気持ちをおさえて見守ります。
本来ならば主役の「実」。
ウォーミングシェルフに単純にドライにする分と、
煮汁がなくなりました。約5時間ほど煮つめていました。
途中暑くなって薪ストーブの火をおとしていたので、
さっそく、乾燥に入ります。
クッキングシートを敷いて、その上にピールを並べる。
細かくしたことを後悔したのはこの時です。
チマチマした作業に気が狂いそう…
しかも、熱いうちはいうことを聞く皮も、
なぜもっと豪快な切り方をしなかったのか自分を呪いました。
「くっ…」とか「む!…」
傍らにクッキングシートを広げ、鍋からひと塊の皮を取り出し(
なんて斬新。
翌日、全部が一緒くたになっていたらイヤだと思いましたが、
左:整列30分
右:1分半
このまま一晩乾燥。
翌朝、一片取り上げてみると、完全に乾いていました。成功です!
舌の上で甘く、かすかに苦味を残して、
傍を通るたびに摘ままざるを得ない中毒性。
これまで作ったものの中でも、とくに危険度が高い…。
一手間どころか三手間くらいかかるので、
(あ、家に薪ストーブなかった…)
【あさまストーブショールーム】
open 9:00-17:00
日曜・祝日定休
電話 0267-31-6613
軽井沢・六本辻から雲場池方面に70歩。赤いストーブが目印。
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